コード刺繍は、ランニングステッチのアウトラインで構成されています。
念頭に置いておくべき点:
ランニングステッチでコードのパターンを定義し、デザインを作成します。
ランニングステッチは、連続的にそれ自身や他のオブジェクトに交差することもあります。
オーバーラップするコードには、長いランニングの使用は避けましょう。
しかしコードはマシンのトリマーではカットできず、手作業でのみカットできるので、コードは可能な限り連続的である必要があります。
その為、手作業でコードをカットできるようにマシンを停止するよう、連結していないコード部分は他の色でデジタイズしなくてはいけません。
急なカーブは含めてもOKですが、極端なものは避けましょう。
通常の刺繍とコード刺繍を、同じデザイン中に含めることができます。
反対に、その他の刺繍ステッチを含まないコード刺繍のみのデザインを作成することもできます。
コード刺繍を刺繍と組み合わせて作成するには:
デザインファイルのステッチデータは、必要に応じてマシンを停止します。製作ワークシートでは「ストップ」は「CORD」と記載されている別のカラーブロックで表示され、マシンのオペレーターにコード刺繍に切り替える指示になります。
生地にコードを縫い付ける刺繍糸を選択します(コードにマッチする色、対照的な色、透明な糸など)。
マシンはコードデバイスを介して送られるコードと、ステッチデータで定義された形状のデザインを自動的にステッチします。
コードをカットできるよう、マシンはコード刺繍の最後の部分で停止します。
コード刺繍が適用されると、コードイン/アウト機能がステッチ順序に挿入されます。マシンの中には、マシンファイル(例:BarudanFDR-3ファイルフォーマットまたはコード刺繍が行なえるシフリマシン)に保存する際に出力される、特定のコード刺繍機能があるものもあります。明確なコード刺繍機能のないマシンは、ソフトウェアがストップコードを出力します。
針はコードの中央ではなく、コードの脇を刺します。結果として、コードはどちらかに押し出されます。
関連のある生産情報は、デザインワークシートに記録されます。
コードのサイズと色
必要なコードの長さ
ストップ順序は、コード刺繍を開始する/終了する、コードを切る時に表示されます。