マニュアルシークイン入力方法では、シークインの配置と固定ステッチをコントロールすることができます。選択リストにあるシークインを使用して、手動で装飾的なアウトラインやパターンを作成します。シークインを手動で加えるには、デザインにシークインを落とし、マニュアルステッチで固定します。手動でシークインステッチをデジタイズするのは難しい作業です。不必要なステッチを最小に抑える為には、ステッチ順序を慎重に計画する必要があります。希望の成果を得られるよう、ご使用のマシンで事前にステッチ幅、ステッチ間隔のテストをしてみてください。
メモ シークインモードはシフリ、タジマ、バルダン、ZSK機のマシンフォーマットでサポートされています。
シークインモードを使用する前に、それに対応しているマシンフォーマットを選択する必要があります。同様にツインシークインモードを使用する前には、適切なマシンフォーマットを選択しなくてはいけません。
マシンフォーマットを選択ダイアログから、シークインモードに対応するマシンフォーマットを選択します。
選択したマシンタイプに従い(シングル、ツイン、マルチシークイン)、シークインパレットエディタでパレットを設定します。
カラーパレットから固定ステッチの色を選択します。
マニュアルシークインアイコンをクリックします。選択したマシンフォーマットでサポートされている場合は、ドロップリストに重ね置き(スタック)シークインの順列が表示されます。
使用したいシークインまたは組み合わせを選択します。
左クリックでマニュアルシークインの配置を開始します。最低ステッチを一つデジタイズする必要があります。
参考 より正確にデジタイズできるようズームインします。
右クリックで、シークインを落とします。シークインのアウトラインが表示されます。
左クリックで、留めたいシークインの周りに固定ステッチをデジタイズします。
通常「Y」型の3つのステッチが使用されます。針がシークインを貫通しないように、各ステッチの針位置は正確にデジタイズされなければなりません。
参考 デジタイズ中に間違えた場合、Backspaceを押すと行った作業を戻ることができます。
ツインまたはマルチシークインモードをアクティブにしている場合、デジタイズ中にTabキーを押すと使用可能なシークインの形状間を切り替えることができます。
シングルシークインデバイスが2つあるマシン用にパレットを設定した場合、パレットのドロップリストでシークインを変更する前にEnterを押す必要があります。
マニュアルでデジタイズを続けます(右クイックでシークインを追加、左クリックで固定ステッチをデジタイズ)。Enterを押して終了します。