連続する刺繍用にイメージを準備する

連続したデザインを使用するサリーのような伝統的な製品は、数多くの会社で作成されています。連続した刺繍に使用するイメージは、正確にサイズや方向が定義されていることが重要です。多頭機で連続した刺繍を行う場合、横方向の距離は通常マシンのヘッド間の間隔になります(例:135mm)。

RepeatVines.png

 

連続する刺繍の基になる主なイメージ2種類:

注意点は両方のイメージタイプに共通していますが、拡大図はイメージ倍率を調整するのに対し、電子イメージは画面上でイメージのサイズ変更等を行ないます。通常電子イメージは正確な大きさで準備されます。デザインのリピートをチェックするには、2つのリピートポイントの間の距離を測る必要があります。これを行なうにはデザイン上に明確なポイントを選択する必要があります。

連続するイメージを調整するには

bitmaps00111.png

 

bitmaps00114.png

 

TransformToolbar.png

 

注意 ビットマップイメージを回転すると、鮮明さが減少してしまうことがあります。このような場合には一旦アプリケーションに戻りイメージの調整を行うか、スキャンしたイメージの場合にはスキャナーの設定を調整し再度スキャンし直します。

倍率=(測定したリピート(X)÷デザインリピート)×100%

イメージを10%拡大したい場合、110%程度になります。5%縮小したい場合、95%程度になります。

PropertyBar.png

 

参考 リピート表示機能は、シークインを含むリピートしたデザインをTrueViewとステッチビュー両方で表示します。デザインはリピート数に関わらず、デジタイズ中にも見ることができます。

関連項目