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ステッチ効果>手縫い風効果を使用し、ステッチの長さ、角度、繰り返し数をランダムにし、よりナチュラルな手縫いのような効果を作成します。サテン、タタミ、ランニングなど様々なステッチタイプに適用することができます。 |
現在のファッション業界のトレンドは、通常のデザインツールで作成するのが難しい、よりナチュラルな雰囲気を好む傾向があります。手縫い風効果を使用すれば、ステッチの間隔や角度をランダムにし、よりナチュラルな手縫いのような効果が作成できます。
効果を適用したいオブジェクトを選択するか、デジタイズを開始する前に手縫い風効果をオンにします。サテン、タタミ、ランニングなど様々なステッチタイプに適用することができます。
手縫い風効果アイコンをクリックします。効果は現在の設定に基づいて適用されます。
手縫い風効果アイコンを右クリックし、オブジェクトプロパティにアクセスします。
ステッチの規則性設定を調整し、効果を減少または誇張します。
長さフィールドで、0から5の値を入力しステッチ長のバリエーションを設定します。「0」は、現在のステッチ設定に何の変更も適用されないことを意味しています。
角度フィールドで、0から5の値を入力しステッチ角度のバリエーションを設定します。
ステッチの量設定を調整し、ステッチの量を減少または増加させます。
繰り返し数フィールドで、倍率を選択して手縫いの密度を増加させます。
ランダムフィールドで、1から5の間で数値を選択し、ステッチ数のランダム率を設定します。繰り返し数が3x以上の場合、ステッチはランダムに追加または削除されますが、通常ステッチの量は増加します(繰り返し数が1xの場合、ステッチは削除されませんが追加されます)。
任意でバリエーションフィールドで、1から10の間の数値を選択し、選択した規則性と量の設定の異なるバリエーションを作成します。
参考 必要に応じて、基本となるステッチタイプに追加調整を行います。例えばサテンステッチを使用している場合、ステッチ間隔を増加し、軽めの下縫いを使用するといった調整をします。
手縫いの場合、大きな面を埋めるのに「ロング&ショートステッチ」や、輪郭に沿って走るランニングステッチがよく使用されます。手縫い風効果はこの効果を作成するのを目的としています。
サテンステッチと併用する場合、手縫い風効果は自動スプリットがオフの状態だと最良の結果を得ることができます。しかし、高い値のステッチの規則性の「長さ」設定と併用すると、この設定はステッチ長に影響する為にジャンプを生成する場合があります。
小さなオブジェクトには、下縫いはオフにします。
高めの繰り返し数を選択する場合は、ステッチ間隔を更に開き、ステッチの集中を防ぎます。
タタミの埋め縫いは、手縫い風効果と併用するにはあまり適していません。使用したい場合は、パターンの分割ラインを取り除くよう針落ち乱発生値を試してみてください。