マシンファイルを開く

刺繍機により使用する「言語」は異なります。各刺繍機は機能に対してそれぞれ独自のコマンドを持っています。マシンファイルは「ステッチ」ファイルとしても知られており、刺繍機で直接使用されるローレベルフォーマットです。このフォーマットには各ステッチの位置、長さ、色に関する情報が含まれます。ソフトウェアに読み込まれたマシンファイルはアウトラインやステッチタイプなどのオブジェクト情報を含みませんが、デザインをステッチの集合体として表します。

MachineFileCOList.png

 

一般的にマシンファイルは拡大/縮小に向いていませんが、当ソフトウェアはステッチデータからオブジェクトのアウトライン、ステッチタイプ、ステッチ間隔をある程度認識することができます。初期設定ではマシンファイルはソフトウェアで開く際にアウトラインとオブジェクトに変換されます。これら認識されたデザインのサイズは変更することができ、ステッチは新しいアウトラインで計算されます。この処理はほとんどのステッチデザインに効果的ですが、もとのアウトラインと質が同じというわけではなく、ファンシーステッチの中には扱えないものもありますので注意が必要です。

関連項目