EmbroideryStudioではメルコCNDフォーマットでファイルを保存できます。ステッチタイプ、装飾的な埋め込み、効果などのステッチの質に関する機能の中には、うまく変換されないものもあります。ファイルをCNDフォーマットで保存するのであれば、メルコEDS-IIIソフトウェアと互換性のある入力方法、ステッチタイプ、効果のみを使用してください。
スーパースター互換のマシンには、トリマーがついていません。トリマーのないマシンでデザインをステッチしたい場合は、マシンに糸切りコードを出力しないように設定し、マニュアルで糸切りを行なうデザインをデジタイズしてください。CNDの以前のバージョンでは、メルコの糸切りコードはサポートされていません。この場合、マシンフォーマット値をジャンプとして糸切りを出力させるように設定してください。
CNDフォーマットに保存する時は、タタミのターンステッチをどのように変換するかを指定する必要があります。カーブしたタタミステッチのオブジェクト(例:コラムAオブジェクト)は、初期バージョンのCNDファイルフォーマットではサポートされていません。その場合スーパースター互換のマシンでは、タタミのターンステッチはEDSのマニュアルに相当するウォークステッチに変換されます。旧式のマシンでは、単一のステッチ角度を持つノーマルなタタミに変換し、それからEDSのタタミに相当するノーマルな埋め込みに変換する必要があります。
1ファイル>マシンファイルにエクスポートを選択します。デザインをエクスポートダイアログが開きます。
2ファイルの種類リストからメルコCNDファイルを選択します。
3ファイル名フィールドでデザインの名前を入力します。
4オプションをクリックします。CSD保存オプションダイアログが開きます。
5タタミのターンステッチを変換するのに必要なオプションを選択します。
オプション |
機能 |
スーパースター互換 |
タタミのターンステッチを、ウォーク(EDSのマニュアルに相当)に変換します。タタミの複合埋め縫いは、ノーマルなタタミ(EDSのタタミに相当)として出力されます。スーパースター互換のマシンには、トリマーがついていません。 |
複合埋縫としてタタミを出力 |
タタミのターンステッチを、ノーマルタタミ(一方向)に変換します。 |
メモ これらの機能は、CNDデザインをマシンに送信する時にも利用できます。
6OKをクリックし、保存をクリックします。