自動ブランチングでつなぎ糸を最小限にする

ブランチング機能は、手の指など類似したオブジェクトをデジタイズする際に、最適なステッチ順序や接合を自動で行います。ブランチングは、複雑な文字やアジア地域の文字など重なり合ったオブジェクトで構成されている形状に使用します。選択オブジェクトにブランチングを適用し、単一の「ブランチング処理したオブジェク」を形成します。オブジェクトの順序が変更され、つなぎ糸は最小化し、オブジェクトはグループ化されてステッチが再生成されます。すべてのオブジェクトはグループ化され、1つのオブジェクトとして選択することができるようになります。

ブランチング処理されたオブジェクトのプロパティ

ブランチングはランニング、コラムAコラムBコラムC複合埋め縫い、複合ターニングのどのオブジェクトタイプの組み合わせにも使用することができます。モチーフランニングモチーフフィルオブジェクトには、ブランチング処理を使用できません。ブランチング処理されたオブジェクトは基のプロパティを保持しますが、ステッチ順序の最初のオブジェクトの色が共有されます。

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メモ 異なるタイプのオブジェクトを選択してブランチング処理をした場合、ブランチング処理を適用できなかったオブジェクトはすべて取り除かれます。

ブランチング処理されたオブジェクト間のつなぎ糸

ブランチング処理されたオブジェクトの構成要素は、ユーザー設定書体で使用される最近のポイントで接合されます。オブジェクト内のセグメントも含め、全てのオブジェクトが並べ替えられます。

ブランチング処理されたオブジェクトを編集する

ブランチング処理されたオブジェクトには編集が行え、変形することができます。開始/終了点は全体に対し1個づつですが、変形ポイントは各オブジェクトごとにあります。ブランチング処理されたオブジェクトのオブジェクトプロパティは、オブジェクトプロパティドッカーからアクセスすることができます。ステッチタイプはツールバーから再度割り当てることもできます。

関連項目