オーバーラップ自動削除コマンドを使用して、オーバーラップするオブジェクトの下側のステッチを取り除きます。これはステッチ数の減少とステッチが重なり過ぎてしまうのを防ぎます。
「カッター」(複数可)を選択します。
オーバーラップ自動削除アイコンをクリックします。初期設定に基づき、下層のステッチが取り除かれます。あるいはアレンジ>オーバーラップ自動削除を選択して設定にアクセスするか、ツールを右クリックします。
カッターパネルで、最小のオブジェクト幅と最大ステッチ間隔を調整します。
これらの設定は、例えばデザイン全体をカッターとして選択しておいて、輪郭、細部、特定の幅以下のオブジェクトを除外したい場合などに便利です。ステッチ間隔の最大値の設定によって、特定のステッチ密度の下側にあるステッチを取り除くことができます。
アコーディオンオブジェクトの使用可を選択すると、アコーディオンオブジェクトが含まれます。初期設定では、これらのオブジェクトは下層として扱われ、切り取り作業からは省かれてしまいます。
切り取りのオーバーラップ量フィールドに、オーバーラップ量を入力します。
オブジェクトとして残す最小値フィールドで、切り取りの処理後に作成されるオブジェクトの最小サイズを入力します。これにより、小さなオブジェクトの生成と不必要な色替えを防ぎます。
OKをクリックします。下層のステッチが取り除かれます。
参考 デザイン全体をカッターとして使用し、輪郭や細部、ある特定の幅以下のオブジェクトなどを除外できます。