デジタイザーでデジタイズする際には、PCの画面上で下絵を使うのと同じ要領で、拡大図を使用してデザインの形状やアウトラインを写し取っていきます。作業を開始する前に、拡大図を準備する必要があります。
1イメージを刺繍用のテクニカルドローイング(ドラフト図)としてトレースします。
一般的にドローイング(ドラフト図)のサイズは、仕上がりの刺繍の3倍の大きさにします。
参考 ドローイングが印刷されたものの場合、拡大プロジェクターやコピー機を使ってドローイングのサイズを変更できます。イメージの作成にグラフィックソフトを使用した場合は、印刷する前に拡大しておきます。
2刺繍に適したドローイング(ドラフト図)に修正します。
ステッチで埋め込みやすい形状を定義する
縮み効果を補正するために形状を重ねたり、歪める
デジタイズのガイドラインを描く(例:ステッチ角度ライン)
3原点と回転基準点をマークします。
これらのポイントでデジタイザーの拡大図の位置と方向が設定されます。
参考 ドローイング(ドラフト図)がデジタイザーよりも大きい場合は、デジタイズ時にドローイング(ドラフト図)を移動するためのガイドとして追加の基準点を入力します。
4今後のために拡大図の名前と拡大倍率を書き留めておきます。