Wilcom製品サポート対象バージョン

2020年4月1日より、現バージョンから一つ前までのバージョンが製品サポートの対象となります。 この変更に伴い、Wilcom e2は、2020年3月31日を持って製品サポートが終了となります。悪しからずご了承くださいませ。


Wilcom製品サポートとは:

サポート対象となっている当社の製品に対して提供されるサービスのことです。
• 不具合などが起きた際の技術サポート
• 不良になった安全保護装置(セキュリティドングル)の交換*
• 旧バージョンから最新のバージョンへアップデート(移行)させるサービス

*セキュリティドングルやインストレーションディスクなどの製品保証は販売後1年間となります。保証後の交換は有料となります。


サポート対象(例):

• Wilcom e4(現バージョン) -> サポート対象
• Wilcom e3(一つ前のバージョン)-> サポート対象
• Wilcom e2(二つ前のバージョン) -> 4月1日よりサポート対象外

なぜ古いバージョンはサポートされないの?

コンピューターのオペレーティングシステムやソフトウェアは市場のニーズや要望に対応するため、常に改良や改善が加えられています。古いバージョンのオペレーティングシステムやソフトウェアは動作が不安定になり、セキュリティ上のリスクも拡大するため、通常ある一定の期間をもってサポートの提供は終了します。


古いシステムを使い続けるとどうなるの?

古いシステムやソフトウェアを何年も使い続けると、インターネットウイルスの影響を受けるリスクや、システムの老朽化による生産性の低下、競争力の低下、故障による突発的な問題を引き起こすなど、ビジネスにマイナスの影響を与える可能性が高まります。

また長期間システムを変更せずにいると、買い替えやアップグレードを行う際の費用が高額になったり、入れ替えや設定に余分な時間や手間が掛かることがよくあります。そのため、弊社では3-4年ごとにシステムを見直し、最新のオペレーティングシステムやソフトウェアへ随時アップグレードされることをお勧めしています。長い目で見れば、非効率で古いシステムを使い続けることより、むしろコストが節約でき、さらに環境の改善や業務の効率化もおこなえます。


IT投資の重要性について:

アメリカや世界の先進各国ではIT投資に対する重要度の認識度は非常に高く、日本は遅れをとっているのが現状です。日本政府が進めている働き方改革によって、今後はいかに無駄な業務を減らし、効率化や業績につなげることができるかが企業に求められるようになるでしょう。IT投資は安全かつ最適な環境を企業に提供すると共に、業務プロセスの効率化や情報の見える化、生産性の向上など、ビジネスの即戦力となります。さらにITを用いての商品・サービスの差別化や高付加価値化なども期待できます。


サポート対象外のバージョンについて:

サポートの期間が終了している古いバージョンの製品は、最新バージョンにアップデート(移行)するサービスは受けられません。しかしながら、トレードイン(下取り)という形で最新のバージョンに交換することは可能です。トレードインは、アップデートよりも費用が掛かりますが、新しいライセンスを購入するよりはお得となっています。詳しくはお近くのWilcom販売店、またはお問い合わせフォームに現在お持ちのバージョンの情報を記載の上、弊社までお問い合わせください。



ライフサイクル一覧表
製品名 バージョン 販売開始 時期 サポート サービス 終了期間* アップデート サービス 終了期間 備考
Wilcom EmbStudio e4.1 2018年1月 TBD TBD  現バージョン
Wilcom EmbStudio e3.0 2013年9月 TBD TBD  一つ前のバージョン
Wilcom EmbStudio e2.0 2011年5月 2020年3月31日 2020年3月31日
Wilcom EmbStudio e1.8 2010年7月 2018年1月31日 2018年1月31日
Wilcom EmbStudio e1.5 2009年5月 2018年1月31日 2018年1月31日  
Wilcom DecoStudio e1.0 2008年7月 2018年1月31日 2018年1月31日  
Wilcom ES V2006 2012年2月 2013年12月31日 2014年4月30日 2012年に特別販売されたソフトウェア
Wilcom ES V2006 2005年12月 2013年3月31日 2014年4月30日 2005年から2009年に販売されたソフトウェア
Wilcom ES V9 2004年2月 2011年5月31日 2012年12月31日  
Wilcom ES V8 2003年3月 2009年4月31日 2012年12月31日  
Wilcom ES V7.1及びそれ以前のバージョン 2002年2月またはそれ以前 2005年11月30日 2012年12月31日  
Barudan Punchant V7及びそれ以前のバージョン 2001年またはそれ以前 OEM終了に合わせて終了 2012年12月31日  
Tajima DGML V7及びそれ以前のバージョン 2001年またはそれ以前 OEM終了に合わせて終了 2012年12月31日  
Aisin TD V7及びそれ以前のバージョン 2001年またはそれ以前 OEM終了に合わせて終了 2012年12月31日