放射状埋め縫いはサテン、タタミ、プログラムスプリットオブジェクトに、放射状にターンするステッチを作成します。ステッチは縁の外側から中心に生成されます。中心は移動できます。効果はデジタイズ中にオン/オフにすることができます。ミラーマージやオーバーラップ自動削除などの操作は効果を維持します。
閉じたオブジェクトを選択し、放射状埋め縫いアイコンをクリックします。
変更するにはオブジェクトを選択し、オブジェクト変形をクリックします。オブジェクト変形モードでは、以下の操作を行うことができます。
放射状のステッチの中心点を移動します。
中心の穴のサイズを設定します。
サークル/円・楕円形の穴の形を編集します。
穴のプロパティはオブジェクトプロパティから変更することもできます。
参考 渦巻きフィルと同様に、放射状埋め縫い効果の中心は形状の外側やオブジェクトの穴の内側に移動し、基の形状を変えることなく様々な効果を生み出すことができます。
放射状埋め縫いにサテン、プログラムスプリット、ぼかしステッチを適用することもできます。
Enterを押し適用するか、Escを押して終了します。
メモ 放射状埋め縫いで生成したステッチ角度を直接編集することはできませんが、分解を適用して生成される、閉じたオブジェクトを編集することができます。複合オブジェクトを分解するも併せてご覧ください。
すべてのパターン、ステッチ設定、オブジェクト(サイズが特定されているもの)が放射状埋め縫いに適しているとは限りません。特に大きなオブジェクトを使用している場合は以下に習い、中心にステッチが集中するのを防ぎましょう。
中抜き穴のサイズを増加させます。オブジェクトの中心を既存の中抜きの中に移動するか、オブジェクトの外側に移動します。
ぼかしステッチを内側に追加します。
ステッチ間隔を+20%ほど増加します。
針落ちをオブジェクトの中心近くに追加するパターンは避けます。
小さなオブジェクトにはふちランニングの下縫いを使用し、オブジェクトの中心に集まるステッチ数を減らします。
放射状埋め縫いはリング形状に適用できます。放射状ステッチの中心は、リングの中抜き穴の中に配置されます。必要に応じてオブジェクト変形で調整します。