トラプントの開いたステッチ

Trapunto00113.png 

ステッチ効果>トラプントを使用し、選択したオブジェクトの下部にあるトラベルランニングを端に移動させます。右クリックでトラプント設定を調整します。

トラプントは自動的に下層のトラベルランニングをオブジェクトの端に移動させ、見えなくします。タタミステッチの複合埋め縫いオブジェクトに使用できます。EmbroideryStudioでは、通常この効果は開いたステッチと組み合わせ、開いたステッチで背景を埋めたり陰影効果を施すのに使用されます。この設定を使用しないとセグメント間のトラベルランニング、糸間隔の変化、オーバーラップした列は見えてしまい、刺繍の効果を台無しにしてしまいます。

TrapuntoSample2.png

 

アコーディオンスペースは埋め縫いパターンのバリエーションを組み合わせ、デザインに奥行きを与えると使用すると特に有効です。トラプントとアコーディオンスペースはリキッド効果やフローティング効果と組み合わせて使用することができ、カーブしたカラーブレンドを製作することができます。

トラプントで開いたステッチを作成するには

1複合埋め縫いオブジェクトを選択、または選択していない状態で、タタミアイコンを右クリックし、オブジェクトプロパティにアクセスします。

specialty00116.png

 

2間隔フィールドに、ステッチ間隔の値を入力します。数値が大きいほど、間隔も大きくなります。

specialty00119.png

 

3Enterを押します。

4複合埋め縫いオブジェクトが選択されている状態で、トラプントアイコンをクリックします。

トラベルランニングと重なり合う列が取り除かれ、均一な列間隔が適用されます。

specialty00122.png

 

メモ タタミバックステッチの現在の設定よりもトラプント効果が優先されます。

関連項目