使用する生地や刺繍糸によって、ステッチの糸間隔を変える必要がある場合があります。全体のステッチ数を減らして制作コストを下げたい場合もあるでしょう。ステッチを処理機能は、デザイン全体または選択した部分のすべてのステッチタイプ(マニュアルステッチ以外)の糸間隔を変更することができます。また選択したステッチタイプの糸密度を調整することもできます。この機能はデザインの拡大/縮小にも使用できます。
処理したいデザイン、またはオブジェクトを選択します。
ステッチを処理アイコンをクリックします。
ステッチ数値パネルで:
ターゲットステッチ数をパーセンテージまたは値で入力します。各ステッチタイプがターゲットのステッチ数になるよう、糸間隔を自動的に調整します。
または各ステッチタイプの糸間隔を調整します。オリジナルのパーセンテージ(10%~1000%)または絶対値(ミリメートル)で、間隔または長さを選択できます。特定のステッチタイプの糸間隔を変更したくない場合は、100%のままにします。
サテンステッチに自動間隔を使用したい場合は、チェックボックスを選択します。このチェックボックスの選択を解除した場合、自動間隔は選択したすべてのサテンオブジェクトから削除され、固定の糸間隔に変更されます。チェックボックスが霞んで表示されている場合、もとの自動間隔の数値が維持されます。
縮み補正フィールドで、生地の縮みを補正する割合を入力します。
大きさパネルで幅と高さの値を調整し、選択したオブジェクトの拡大/縮小します。
OKをクリックし、確定します。タタミ、サテン、ランニング、ジグザグ、プログラムスプリットオブジェクトのステッチが生成されます。
メモ EmbroideryStudioで作成されたデザインやオブジェクトに変換されたデザインの場合、ステッチを処理ダイアログで行なった変更は、選択したオブジェクトのプロパティを変更します。変更はオブジェクトプロパティドッカーで確認できます。